目次2005年以前 |
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今年はシイラの当たり年のようで、由良の小浦一文字堤でもけっこうな数が上がってる。 しかし週末は広い堤防にずらっと人が並ぶほど混むそうなので躊躇していたが、 平日に休みを取ることができたので出かけた。 夜明けまでエギを投げたり仮眠して過ごし、 東の空がしらみかけたころからタチウオ狙いでフライをキャストしていると、 前方でガボッと大きなボイル。シイラみたいだ。 すぐにすぐにシイラ用のタックルに切り替えまるが反応がない。 周囲も余り釣れてないようだ。 1回目その後30分ほどして明るくなったころにグイッとひったくるような当たりで シイラがかかったが、ジャンプ一発で外れてしまった。 2回目しばらくしてまたヒット。 ラインバスケットの中のラインが一気に引き出されリールがうなるが、 ジャンプ一発でまたもやバラしてしまった。 3回目その後2時間ほどしてフライをクラフトファーミノーに変えた直後にヒット。 ロッドを横に倒して慎重にやりとりして最初のジャンプはクリア したのだが、直後にラインが軽くなりまたバラしてしまった。 やっと当たりフライが見つかったと思ったのだがそれっきり反応がない。 延々とキャストが続く。 やっと釣れた横の釣り人がサビキで釣ったアジに針を背負わして 投げ込んだら足元でメーター級のシイラが食いつき、 50mほど一気に突っ走ってラインをぶち切っていった。 ひょっとして、堤防の周りに居ついてアジを狙っているのではないか? それならもっとアジに似たフライが良いのではと、エンリコミノーに替えたら食ってきた。 ジャンプ1回、2回、3回。 今度は外れない。 慎重にやり取りして足元まで寄せてきても 一気に20mほど突っ走る。 ペンペンでもまさに万力のパワーだ。 そんなやり取りを何度か繰り返し やっと今年初シイラを釣ることができた。 ![]() ![]()
フライは上あごの内側にしっかりかかっていた。
他のイワシ系のフライは疑いながらの甘噛みだったので直ぐ外れたが、
アジに似たエンリコミノーは疑わずに丸呑みしたのでしっかりフッキングできたように思う。 ![]() アジカラーのエンリコミノーシイラは想像以上にセレクティブなようだ。 ルアーのように遠投できないフライフィッシングでは岸近くしか探れない。 岸近くに群れているベイトはイワシより子アジの方が多い。 岸近くまで回遊してくるシイラはそれらを意識しているのかもしれない。 今までシイラのフライパターンはイワシしか考えて なかったが、堤防からの釣りではエンリコミノーのように 扁平なアジが重要と思うようになった。 また夏に堤防際に群れているアオリイカの新子 のイミテーションも有効かもしれない。 釣果
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